どのようにして電気を送るのか

超電導ケーブルは、金属や金属酸化物などを低温にしたときに電気抵抗がほぼゼロに等しくなる超電導の現象を用いた送電線のことです。

 

ケーブルのコアの部分である導体を超電導状態に保つために、安定した状態で超低温か超高温に保つ必要があります。

 

現在では、このケーブルは実用化されていませんが、省エネルギーの観点から、環境負荷の軽減を実現できるものとして注目が集まっています。

 

現在利用されている電気抵抗が最も低い銅製のケーブルであっても電気抵抗を持っているので、送電するときに約5%の電力を消耗しています。

 

超電導のものに置き換えると、送電時の電力の消耗を大幅に削減できることになります。

 

超電導の場合、冷却で2%分が必要なので差し引きすると3%分浮かせることが出来ます。

 

冷却しなければならないので空中架電には向いていませんが、地中送電には向いています。

 

都市中心部では空中架電が使用できないため、地中送電が現在でも多用されています。

 

しかし、地中の送電用配管には余裕がないため、もう一度配管工事をしなければならないなどの問題もあります。

 

さらに、超電導のものは銅線よりも希少な元素を使うのでコスト面を抑える対策が考えられています。

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